【Linux】mkdir、touchコマンド

2019年3月10日

ディレクトリやファイルの作成についてまとめています。

mkdirコマンド

mkdirコマンドはディレクトリを作成します。複数のディレクトリパスを指定することによって複数のディレクトリを作成することが出来ます。

形式
mkdir [オプション] [ディレクトリパス] [ディレクトリパス]...n
オプション
オプション 説明
-m [パーミッション] パーミッションを指定してディレクトリを作成する
-p ディレクトリパス内に作成されていないディレクトリがあればそれも作成する
[root@hostname /]#
mkdir -m 755 sample
パーミッションを755に設定したsampleディレクトリを作成

「-m」オプションを指定すると、ディレクトリにパーミッションを設定することが出来ます。

パーミッションは、ディレクトリやファイルに対してそれを利用するユーザーにどのような操作を許可するのかという情報のことになります。使用できる操作は、「読込」、「書き込み」、「実行」の3つになります。

touchコマンド

touchコマンドは、空のファイルを作成します。既にあるファイルを指定した場合は、ファイルのアクセス、修正時刻をコマンドを実行した時刻に変更します。

形式
touch [オプション] [ファイルパス]
オプション
オプション 説明
-t [タイムスタンプ] 指定したタイムスタンプ(アクセス時刻、修正時刻)に変更する
タイムスタンプの形式は「[[CC]YY]MMDDhhmm[.SS]」
CC = 西暦の上2桁(省略可)
YY = 西暦の下2桁(省略可)
MM = 月
DD = 日
hh = 時(24時間表記)
mm = 分
SS = 秒(省略可。指定が無い場合は「00」)
デフォルトは現在の時刻となっている
-a アクセス時刻だけ変更する
-m 修正時刻だけ変更する
[root@hostname /]#
touch sample.txt
空のテキストファイルを作成

[root@hostname /]#
touch -t 201901310900 sample.txt
ファイルのタイムスタンプを2019年01月31日09時00分に設定する